Kindle3で読める日本語PDF

この記事は2年以上前に書いたものです。
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Q: pdfで日本語が表示されません(【Kindle】 Amazon Kindle 3 FAQ 【まとめ】 | をぢの日記)

使われている日本語フォントが埋め込んだでないと、日本語表示されない。・・・

なんだってー!!

たしかに「Kindle 3G + Wi-Fi(Kindle3)購入」で試したOnLispのpdfは、フォント埋め込みじゃない。だから文字化けしたのかぁ。ってことで、PrimoPDFでフォント埋め込みなPDFを作ってみる。(PrimoPDFでPDF作成時に、プリプレスを選択するとフォント埋め込みになるらしい)

PDFを開いた後、印刷を選択。
20101028_221213_1

 

OKを押してしばらくすると、↓の画面が出てくる。
20101028_221313_1
ここで、プリプレスを選択して、PDFの作成をクリック。
しばらくすると・・・フォントが埋め込まれたPDFが生成される。

そのPDFをに持って行って表示すると・・・確かに、日本語が表示された!

screen_shot-32170 screen_shot-32171

でも、、、ページ切り替えがすごく重い・・・というか遅い。10~20秒くらい掛かる。致命的じゃね?

けど、ググってみても、これ程遅いというような記述は全然無い。ってことは、PDFがおかしいのかと思って、あれこれ調査。

まずは、ファイルサイズを疑って、試しに半分にだけフォント埋め込みなPDFに変換しても、やっぱりページ切り替えは遅いまま。

次にPDFのプロパティを見てみると「Web表示用に最適化」なる物を見つけ、これが影響するのでは?と思って、この設定を「いいえ」から「はい」にする方法を探す。PrimoPDFのユーザマニュアルには特に見当たらず。仕方ないので他のソフトを探してみたところ、CubePDFを使えば、「Web表示用に最適化」可能らしい(電撃無料ソフトウェア-ウィンドウズ7対応 PDF作成より)。ライセンスは、GPLv3

早速ダウンロードしてインストール。使い方は、PrimoPDFと全く変わらず。

OnLispを開いて、印刷選択して、

20101028_222818_1

の設定で以下をチェック。

  • ページの自動回転  ・・・任意
  • フォントの埋め込み  ・・・必須
  • グレースケール  ・・・サイズが小さくなるかも(?)
  • Web表示用に最適化  ・・・ページ切り替えが早くなるかも(?)

20101028_222856_1
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↓ちゃんとWeb表示用に最適化が「はい」になってる。

20101028_223040_1 

このPDFをKindle3に入れて表示し、ページ切り替えすると・・・速い!!
10~20秒掛かっていたページ切り替えが、1,2秒で切り替わる!!!

これはPDFリーダとして実用出来るな。

(追記)
CubePDF, PrimoPDFのような仮想なPDF作成ソフトだと、「文書内のリンク」とか「しおり」が消えてしまう。。。
この辺りをちゃんと設定するには仮想プリンタじゃないPDF作成ソフトを使うしか無いんだろうけど。

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